ホームページが一般に広く利用され始めて20年、ここ10年のスマートフォンの普及も大きく後押しして、今やインターネットでの情報検索は老若男女や地域に関係なく当たり前となりました。そのため、宣伝や閲覧者からの信用を得る効果が主なところとなります。

事業主様の用途としては、人材の採用や従業員のモチベーションなどにも直結します。例えば、新築の綺麗な事務所で働くか、掃除のされていない事務所で働くのかと、同じようなことです。

また、原則、広告宣伝費として全額損金処理となるため、節税対策としても期待できます（条件によって無形固定資産・繰延資産扱いとなるため、税理士先生に相談するなど、最新情報をご確認ください。）。

インターネットでの情報検索は老若男女や地域に関係なく当たり前となり、宣伝や閲覧者からの信用を得る効果が大きくなった一方、逆にホームページが無いことで情報公開されていないとし、”不信”が起こり得ます。

例えば、看板もなく店内も見えない店舗に「入ってみよう」とは、なかなか思わないですよね。

また、融資申請の際にはホームページがあった方が良いなど、求められる場面も多くなってきております。

様々調べてみますと、10万円程度のものから、100万円や1000万円以上のものまで、相場は幅広いです。それぞれ具体的に何が違うのか、すごくわかりにくいですよね。

事業主様の目的や、制作会社様によって大きく前後しますが、ざっくり以下を目安にしていただいて良いかと存じます（例えば予約機能など、様々な機能を組み込んだ高機能サイトとなると、さらに価格は上がります）。

・10〜30万円：無いよりあった方が良い

・30〜50万円：無いよりあった方が良いが、ある程度綺麗に、最低限なSEO対策で制作してほしい

・50〜100万円：少しページ数が多い、デザインに少し拘りたいなど

・100万円以上：デザイン性はもちろん、SEO対策もしっかりやってほしい

・1000万円以上：社内プロジェクトとして従業員も巻き込み、思い入れを持たせて士気を高めながらの制作

SEO対策は今や当たり前となっておりますので、基本的なところは当然必要です。

昨今の特徴としてはスマートフォンでの検索・閲覧が多くなっておりますので、スマートフォン側の対策が特に大切になります。

その他、MEOやSNS運用、リスティング広告などを活用しての拡散が特に勢力を伸ばしてきております。

対策すればするほど費用がかかってしまうためハードルが高いのですが、ハードルが高い対策こそ狙い目だったりはいたします。不要な対策に予算を割かないためにも、今まさにトレンドとなっている対策方法を選定しすることも大切です。

「ただただ安く作ってほしい」ということであれば、制作事業として成り立っている会社であればどこでも問題ないかと存じます。

欲を言えば、ある程度のデザインレベルで制作できることはもちろん、WEBマーケティングの知識や技術、サポート体制を整えているとより良いです。

クライアント様の想いや閲覧者のことを考えられ、ある程度のデザインレベルさえクリアしていれば、次に重要になるのは間違いなく”検索上位”に表示させるためのノウハウです。いくらデザインにこだわっても見てもらわないと作った意味がなくなります。

“検索上位”といえばSEO対策が一般的に思い浮かぶかと存じますが、今や手段は多岐にわたり、マーケティング全体の知識や技術がないと大きな効果は得られなくなってもきております。

ただし、特に、予算に余裕がない場合は、「どこまで対策することが適切なのか」「一番の目的は何なのか」など、制作会社様とよく相談してみてください。

2021年9月現在、いくつかの補助金の対象となっておりますので、費用の補填が可能です。必ずしも採択されるわけではございませんが、納品までに少し時間的な余裕がある事業者様はチャレンジされてみても良いかと存じます。

弊社は補助金申請のサポートも承っており、実績も多くございますので、必要に応じてご相談ください。